Canvas LMSについて よくある質問

ページ内を文字検索したい場合は、「すべての項目を開く」をクリックし、項目を展開した状態でブラウザの文字検索機能をお使いください。

もっともよくある問い合わせ

教材、課題、小テスト(アンケート)、ディスカッションについて

学生から教材や課題が見えないと問い合わせを受けた

対象の教材や課題、それらを掲載しているページが、学生に「公開」されているか確認してください。

「モジュール」で掲載している場合

「モジュール」で掲載している場合は、教材や課題と、それらを含んでいるモジュールの両方を「公開」する必要があります。

教材自体は「公開」になっていますが、モジュールが「非公開」になっているため、学生には中の2つの教材が表示されていない状態です。

モジュール公開オプションから、「モジュールとすべてのアイテムを公開する」をクリックします。

ポイント

モジュール内に、公開したいアイテムと非公開にしたいアイテムが混在している場合、「モジュールのみを公開する」をクリックし、アイテムを個別に公開へ切り替えてください。

モジュールとその中の教材や課題に、公開済みが表示されたことを確認します。
両方を公開していないと、受講者はアクセスできません。

必要に応じて「受講者ビュー」で学生側の表示を確認してください。
Canvas LMS:受講者側の表示の確認

コースナビゲーション「ファイル」に教材を掲載している場合

コースナビゲーション「ファイル」に教材を掲載している場合は、学生の画面でコースナビゲーション「ファイル」が表示されているか確認してください。
コースナビゲーション「ファイル」は、初期設定で学生に非表示になっているため、「設定」で表示に切り替える必要があります。

コースナビゲーション「ファイル」の横に非表示アイコン非表示が表示されている場合、学生の画面ではコースナビゲーションに「ファイル」が表示されておらず、学生は「ファイル」を開くことができません。

コースナビゲーション「設定」から「ナビゲーション」タブを開きます。

「ファイル」をドラッグ&ドロップで表示しているコースナビゲーション項目群の中に移動し、「保存」をクリックします。

非表示アイコン非表示が消えれば、学生の画面で「ファイル」が表示されている状態です。

この状態でコースナビゲーション「ファイル」にファイルをアップロードすると、デフォルトで学生に公開されます。意図しないファイル公開に注意してご利用ください。

設定後は「受講者ビュー」で学生側の表示を確認してください。
Canvas LMS:受講者側の表示の確認

学生から課題や小テスト(アンケート)の解答記入欄がない・提出できないと問い合わせを受けた

公開設定に問題がないにもかかわらず、「提出できない」という問い合わせを受けた場合は、課題や小テスト(アンケート)の設定を確認してください。

課題の場合

以下の設定を確認してください。

  • ①「評定の表示方法」で、「採点なし」以外が選択されているか。
  • ②「提出物のタイプ」が「オンライン」になっているか。

「評定の表示方法」で、「採点なし」、または、「提出物のタイプ」で「提出なし」「紙面」を選択している場合、学生は答案を提出することができません。
Canvas LMS:課題の作成|課題を作成する

小テスト(アンケート)の場合

小テスト(アンケート)の編集画面「質問」タブで問題が設定されているか確認してください。

「質問」タブに問題が設定されていない場合、学生に解答欄は表示されません。
Canvas LMS:小テスト(アンケート)の作成|小テストを作成する

レポート(リアクションペーパー)を出題したいのだが、「課題」と「小テスト」のどちらで作成すればよいか(「課題」と「小テスト」の違いはなにか)

「課題」「小テスト」ともに、学生にテキストを入力、あるいはファイルを提出させる問題の作成が可能ですが、答案のダウンロード方式が異なります。

「課題」で作成した場合、HTMLファイル、もしくは学生が提出してきたファイル形式で、1答案につき1ファイルでダウンロードされます。
一方、「小テスト」で作成した場合、「ファイルアップロード問題」などの一部の特殊な問題形式を除き、提出された答案は1ファイル(CSVファイル)にまとまった状態でダウンロードされます。
答案を一覧で確認したい場合は、「小テスト」で作成することをおすすめします。

ディスカッションの投稿やメッセージにファイルを添付できない

ディスカッションの返信やメッセージでファイルを添付すると、アカウントのファイル保管領域(マイファイル)の容量が消費され、容量が不足するとファイルを添付することができなくなります。

容量不足によるアップロード不可を防ぐため、Googleドライブなどの外部ストレージへのアップロードと共有設定、共有リンクの提示による提出を推奨します。

参考 Googleドライブのファイル共有方法

どうしてもCanvas LMS上でファイルを添付する必要がある場合は、以下の手順で「マイファイル」内の不要なファイルを削除してからアップロードしてください。

注意点
  • 「マイファイル」からファイルを削除すると、添付したディスカッションやメッセージからファイルを確認することができなくなります。
  • 削除したファイルは復旧できません。
  • 「マイファイル」内に表示されている全てのファイルやフォルダーが実際に容量を消費しているわけではありません。
  • 「提出物」フォルダーとフォルダー内のファイルは削除できません。

「マイファイル」の容量が不足している状態でファイルを添付しようとすると、「ユーザの記憶域のクォータを超えました」というエラーメッセージが表示されます。

グローバルナビゲーションの「アカウント」から、「ファイル」をクリックします。

「マイファイル」で「conversation attachments」「unfiled」「profile pictures」フォルダーのいずれかをクリックします。

conversation attachments メッセージの添付ファイル
unfiled ディスカッション返信時の添付など
profile pictures プロフィールの画像

削除したいファイルの操作から「削除」をクリックします。

確認アラートが表示されます。
「OK」をクリックします。

ファイルからアイテムが削除されます。
「1件のアイテムが正常に削除されました」のメッセージが表示されます。

ページを更新し、使用率が減少したことを確認してください。

コースの設定について

コースの利用期間を延長したい(開講期間後もコースを編集したい・学生と連絡を取りたい)

注意点
  • 期間が過去日になっているコースについてはご自身で変更できません。メディアセンターでの設定が必要になりますのでお問い合わせください。
  • 利用期間を延長すると、指定した利用終了日時まで、コースに登録されているすべてのユーザーの「ダッシュボード」にコースが表示され続けます。
    コースの閲覧や他コースへのコンテンツのコピーはコースの終了後も可能ですので、受講者への連絡や課題出題以外の目的でのコースの長期間の延長はお控えください。

対象のコースで、コースナビゲーション「設定」をクリックします。

「参加」を「期間」から「コース」に変更し、「終了」で利用終了日時を指定します。

「コースの詳細情報を更新」をクリックします。

「コースは正常に更新されました。」のメッセージが表示されます。

学生からコースが表示されない(コースに入ることができない)と問い合わせを受けた

コースの公開ステータスを確認してください。

コースナビゲーション「設定」から、コース ステータスが「公開済み」となっていることを確認してください。

コースを統合したい

コースの統合は、メディアセンターで設定しています。

ご希望の際は、下記「コースの統合に関する注意点」と「コースの統合を解除したい|コースの統合解除に関する注意点」をご一読の上、対象のコースが作成された後に、コース情報をメディアセンターまでメールでご連絡ください。
コース統合はコースが作成されてから設定します。例えば、秋学期開講の授業のコースの場合、春学期にはまだ作成されていませんので、コースが作成される秋学期開始前後にご依頼ください。

コース名およびコースコードは、コースナビゲーション「設定」の「コースの詳細情報」タブで確認することができます。

コース情報
  • 親とするコースのコース名とコースコード
  • 子とするコースのコース名とコースコード
注意点

コースの統合に関する注意点

  • コースを統合すると、子コースの受講者の画面では子コースに代わり親コースが表示されるようになります。 通知メールにも親コース名が記載されるため、コース統合により異なるコース名が表示される旨、子コースの受講者へお伝えください。
  • コースを統合をすると、子コースの受講者は子コースにアクセスできなくなるため、子コース内のコンテンツや統合以前に子コースで提出した課題や小テストを確認できなくなります。

コースの統合を解除したい

コース統合の解除は、メディアセンターで設定しています。
ご希望の際は、下記「コースの統合解除に関する注意点」をご一読の上、コース情報をメディアセンターまでメールでご連絡ください。

コースの統合状況は、親コースのコースナビゲーション「設定」の「セクション」タブから確認することができます。

コース情報
  • 親コースのコース名とコースコード
  • 子コースのコース名
注意点

コースの統合解除に関する注意点

  • 統合を解除すると、親コースで子コースの受講者の提出物や評定(成績)を確認できなくなります。必要に応じて依頼前にダウンロードしてください。
  • 統合を解除すると、子コースの受講者は親コース内のコンテンツや親コースで提出した課題や小テストを確認できなくなります。
  • 統合を解除した後に再度統合すると、子コースの受講者の提出物や課題を再び確認できるようになります。

正課外のコースを作成したい

メディアセンターでの設定が必要です。以下情報をメディアセンターまでメールでご連絡ください。

作成したいコースの情報
  • 希望のコース名
  • コースに登録したいユーザーのV-Campus IDと権限
注意点

通知メールについて

CanvasLMSには、強制的に相手にメールを送信する機能はありません。
「相手(学生など)側で通知設定を有効にしていると、通知という形でメールが送信される」という動作になります。

コースのアナウンスメントに掲載した内容は、学生にメール送信されるのか

学生側で通知設定を有効にしていれば、メールが送信されます。教員側の設定によって強制的にメールを送信することはできません。
ただし、コースのアナウンスメントは初期値で即時通知で設定されているため、原則は「アナウンスメントの公開を開始したタイミングで、学生にメールも送信される。」と考えて問題ありません。

もしアナウンスメントの通知メールが届かないという学生がいる場合は、アカウントの通知設定で、アナウンスメントの通知が有効になっているか確認するようお伝えください。
参考Canvas LMS:Eメール通知の設定

自分が掲載したアナウンスメントの内容をメールで受け取りたい

自分が作成したアナウンスメントの通知は、初期値で無効になっています。以下の手順で有効化してください。

グローバルナビゲーションの「アカウント」から、「通知」をクリックします。

コースアクティビティの「自分が作成したアナウンス」を「すぐに通知する」に変更すると、自分が掲載したアナウンスメントの内容がメールで届くようになります。

自分が送信したメッセージの内容をメールで受け取りたい

自分が送信したメッセージの通知は、初期値で無効になっています。
以下の手順で有効化できますが、「相手が送信したメッセージに対する返信」などは通知されません。

返信については、Canvas LMS「メッセージ」を直接確認するか、相手が送信したメッセージの通知メールから返信するようにしてください。

Canvas LMS側の設定

グローバルナビゲーションの「アカウント」から、「通知」をクリックします。

メッセージの「自分が送信したメッセージ」を「すぐに通知する」に変更にすると、自分が送信したメッセージの内容がメールで届くようになります。

返信について

返信は通知されません。
SPIRIT Gmailに届く相手が送信したメッセージの通知メールから返信すると、SPIRIT Gmail側にも自分が送信したメッセージの内容を残すことができます。

注意点
  • ファイルは添付できません。添付したいファイルがある場合は、Canvas LMS「メッセージ」画面で返信してください。
  • 転送先のアドレスからは返信できません。SPIRIT Gmailに届いている通知メールから返信してください。

自分の画面表示について

同じ名前や似たような名前の授業を複数担当しているのだが、「ダッシュボード」や「メッセージ」画面などでコースを選択する際に、目当てのコースが見つけづらい

コースにニックネームをつけることによって、グローバルナビゲーション「ダッシュボード」や「メッセージ」上のコースの表示名を変更することができます。

ポイント

ニックネームは自分以外のユーザーには見えません。

グローバルナビゲーションの「ダッシュボード」から、ニックネームをつけたいコースのダッシュボードヘッダーボタンをクリックします。

ニックネームを入力し、「適用」をクリックします。

ニックネームで表示されるようになります。
「ダッシュボード」の他に、「メッセージ」などにもニックネームが反映されます。

ダッシュボードの表示を「コース カードビュー」に切り替えたい

ダッシュボードビューで、「最近のアクティビティ」が選択されています。
ダッシュボードオプションをクリックし、「カードビュー」を選択します。

グローバルナビゲーション(紫の左メニュー)の表示が小さくなった

「アカウント」「ダッシュボード」「コース」など、Canvas LMSの主要機能が表示されているグローバルナビゲーションが最小化されています。

をクリックすることで通常のサイズに戻ります。

再度最小化させたい場合は、 をクリックします。

コースナビゲーション(コースメニュー)が表示されない

コースナビゲーションが非表示になっています。

をクリックするとコースメニューが表示されます。

ダッシュボードに過年度のコースが表示されなくなった(過去のコースを確認したい)

授業用のコースは、利用期間(開講期間)終了後、ダッシュボードでは非表示になりますが、グローバルナビゲーション「コース」の「すべてのコース」から、アクセスおよび閲覧が可能です。

なお、利用期間が終了したコースは閲覧専用になるため、コースの編集(課題の出題や教材の掲載など)や学生への連絡はできません。
コースの編集や学生への連絡などの用途で、利用期間終了後もコースを使用する場合は、メディアセンターヘルプデスクまでお問い合わせください。

仕様・その他について

対応ブラウザについて知りたい

以下Webブラウザの最新バージョン、もしくは1世代だけ古いバージョンで利用できます。

PC
  • Google Chrome
  • Firefox
  • Microsoft Edge
  • Safari(macOSのみ)
iOS
  • Safari
  • Google Chrome
Android
  • Google Chrome
  • Firefox

モバイルアプリを利用したい

立教大学の環境では、Canvas LMSのモバイルアプリを利用できません。
Webブラウザでご利用ください。

普段使用しているものとは別のV-Campus IDでログインしたい

ダウンロードしたZIPファイルが文字化けする

Canvas LMSからダウンロードしたZIPファイルで文字化けが発生する場合、「7-Zip」というファイル圧縮・解凍ソフトを使って解凍すると修正することができます。
無料でダウンロード可能です。

7-ZipでZIPファイルを解凍する

文字化けが発生しているZIPファイルを右クリックします。
「7-Zip」から、「展開・・・」をクリックします。

「展開」ウィンドウが表示されます。
展開先を指定し、「OK」をクリックします。

指定した場所に解凍フォルダーが生成されます。

ダウンロードしたCSVファイルが文字化けする

Canvas LMSからダウンロードしたCSVファイルをExcelなどの表計算ソフトで開くと、文字化けが発生する場合があります。CSVファイルにBOM(バイトオーダーマーク)を付与することで文字化けを修正することができます。

事前にオプション機能を有効にして回避する方法と、ダウンロードしたファイルを修正する方法があります。

事前にオプション機能を有効にする(CSVファイルダウンロード時にBOMを自動で付与する設定)

Canvas LMSで事前にオプション機能を有効にすると、文字化けの発生を回避できる可能性があります。

グローバルナビゲーションの「アカウント」から「設定」をクリックします。

「機能オプション」の「対応するスプレッドシートのエクスポートにバイトオーダーマークを含める」を「有効」にします。

設定が有効になったことを確認し、再度ファイルのダウンロードをお試しください。

設定後、コースナビゲーション「評定」からダウンロードする際は、「以前のエクスポート」ではなく、「現在の評定表ビューをエクスポートする」または「評定表全体をエクスポートする」からお進みください。

設定を変更しても文字化けが発生する場合は、「WindowsPCでCSVファイルを修正する場合」「MacPCでCSVファイルを修正する場合」の手順もお試しください。

WindowsPCでCSVファイルを修正する場合

Canvas LMSからダウンロードしたCSVファイルが文字化けしている場合、テキストエディタ(Windowsの「メモ帳」など)でBOM(バイトオーダーマーク)を付けることによって修正することができます。

文字化けが発生しているCSVファイルを右クリックします。

「プログラムから開く」から、「メモ帳」を選択します。

メモ帳でCSVファイルが開きます。

「ファイル」から「名前を付けて保存」をクリックします。

「文字コード」で「UTF-8(BOM付き)」を選択し、「保存」をクリックします。

「上書きしますか?」というウィンドウが表示されたら、「はい」をクリックします。

保存したファイルをExcelで開き、文字化けが修正されたことを確認します。

MacPCでCSVファイルを修正する場合

Canvas LMSからダウンロードしたCSVファイルが文字化けしている場合、テキストエディタでBOM(バイトオーダーマーク)を付けることによって修正することができます。

MacPCの場合、WindowsPCの「メモ帳」のようにBOMを付与できるテキストエディタは初期設定でインストールされていないため、必要に応じてテキストエディタをインストールする必要があります。
ここでは、一例として「mi」というテキストエディタを使った操作を説明します。
無料でダウンロード可能です。

文字化けが発生しているCSVファイルを右クリックします。

「このアプリケーションで開く」から「mi」を選択します。

miでCSVファイルが開きます。

「mi」をクリックします。
「モード毎の設定」から「標準」をクリックします。

「モード”標準”の設定」画面が開きます。 「編集」をクリックします。
「UTF-8のファイルはBOMを付けて保存する」にチェックを入れ、「モード”標準”の設定」画面を閉じます。
エディタの画面で「保存」をクリックし、画面を閉じます。
保存したファイルをExcelで開き、文字化けが修正されたことを確認します。 次回以降は「mi」でファイルを開き「保存」をクリックするのみでBOMを付与することができます。