Canvas LMS:小テストの作成

注意点
  • 答案が提出されている小テストを非公開に戻すことはできません。
  • Canvas LMSは、初期設定で、採点すると結果がすぐに受講者へ表示されるようになっています。受講者に採点結果を表示したくない場合、小テスト作成後、採点結果が自動で表示されないように設定を変更することをおすすめします。
    Canvas LMS:評定(成績)の表示設定

小テストを作成する

コースホームページにアクセスします。
コースナビゲーションから、「小テスト」をクリックします。

小テストをクリックします。

「小テスト名」を入力します。

任意で、小テスト(アンケート)の説明を入力します。

ここに問題文を入力しても、受講者は答案を提出することができません。
必ず後続の手順で問題を作成してください。

「小テストタイプ」を選択します。

練習小テスト 「評定」(成績)に表示されないテスト。
採点対象の小テスト 「評定」(成績)に表示されるテスト。通常のテストはこちらを選択します。
採点対象のアンケート 「評定」(成績)に表示されるアンケート。回答した受講者全員に同じ点数が加点されます。
採点なしのアンケート 「評定」(成績)に表示されないアンケート。回答しても加点されません。

アンケートの作成については「アンケートの作成と結果の確認」をご確認ください。
Canvas LMS:アンケートの作成と結果の確認

必要に応じてオプションの項目を設定します。

複数回の提出を許可したい場合、「複数回の試行を許可」にチェックを入れます。

「許可されている試行回数」で再提出を許可する回数を指定することができます。
無制限とするのであれば、初期値の「–」から変更する必要はありません。
回数を指定するのであれば、チェックを入れ、数値を入力します。

任意で、割り当てを設定します。

①対象者 公開対象者を設定することができます。初期値は全員が対象になっています。
②締切日 期日を設定する場合、「締切日」で日時を指定します。 締切日で指定した日時以降の提出は、遅延提出として受け取ることができます。
③次から使用可能 受講者が答案を提出できる期間を制限する場合は、「次から使用可能」に提出を開始させたい日時を、「次の日時まで」に提出を締め切りたい日時を指定します。
「締切日」とは異なり、「次の日時まで」に指定した日時以降は、受講者は答案を提出することができません。
注意点

日時に「0:00」や「24:00」は設定できません。
Canvas LMSの仕様として、分を「59分」に指定すると秒の単位は「59秒」、「59分以外」だと「0秒」が自動で設定されるため、日付が変わるタイミングを設定したい場合は、「前日の23:59」を指定してください。

例)「12月1日 0:00」を設定したい場合は、「11月30日 23:59」と指定します。

必要な項目を設定したら、ページ最上部まで戻り、「質問」タブをクリックします。

新しい問題」をクリックします。

任意で問題名を入力します。
受講者に問題名は表示されません。

問題の種類を選択します。
「小論文問題」「ファイルアップロード問題」以外は自動で採点されます。

①多肢選択 複数の選択肢からひとつ正解を選ぶ問題です。
②複数穴埋め 穴埋め箇所が複数ある問題です。
③小論文問題 記述問題です。

①多肢選択

「点」と「問題」を入力します。

解答を入力します。

選択肢ごとにコメントをする場合は、各選択肢の「…」をクリックし、「この解答を選択した受講者に表示するコメント」を入力します。
受講者がその選択肢を選んで回答した際に表示されるコメントを入力することができます。

問題に対してまとめてコメントをする場合は、すべての選択肢の下にある「…」をクリックし、「①正解に対するコメント」「②不正解に対するコメント」「③全般的なコメント」を入力します。
「③全般的なコメント」は、正解・不正解に関わらず、回答を提出すると表示されます。

正解の選択肢を変更する場合、各選択肢にカーソルを合わせると表示されるこの解答を正解として設定をクリックします。

「問題の更新」をクリックすると、問題が作成されます。

新しい問題」をクリックすると、次の問題を作成することができます。

②複数穴埋め

点と問題文を入力します。
[]で囲んだ部分が穴埋めの対象となります。

穴埋め箇所を選択し、解答を入力します。

選択肢ごとにコメントをする場合は、各選択肢の「…」をクリックし、「この解答を選択した受講者に表示するコメント」を入力します。
受講者が2の手順で指定したものと同じ回答をした際に、表示されるコメントを入力することができます。

問題に対してまとめてコメントをする場合は、すべての選択肢の下にある「…」をクリックし、「①正解に対するコメント」「②不正解に対するコメント」「③全般的なコメント」を入力します。
「③全般的なコメント」は、正解・不正解に関わらず、回答を提出すると表示されます。

「問題の更新」をクリックすると、問題が作成されます。

新しい問題」をクリックすると、次の問題を作成することができます。

③小論文問題

点と問題文を入力します。

「問題の更新」をクリックすると、問題が作成されます。
なお、小論文問題は自動採点されません。

新しい問題」をクリックすると、次の問題を作成することができます。

全ての問題の作成が終わったら「保存」をクリックします。

作成完了後の画面で、小テストのプレビュー表示と、公開・非公開の切り替えが可能です。

「プレビュー」をクリックします。

小テストのプレビュー画面が表示されます。実際に解答を選択、入力することができます。

確認が終わったら、「小テストの提出」をクリックします。

プレビュー終了後の画面で「公開」をクリックすると公開へ切り替えることができます。

小テストを編集・削除する

コースホームページにアクセスします。
コースナビゲーションから、「小テスト」をクリックします。

コンテンツを管理から作成済みの小テストの編集と削除が可能です。

問題を編集したい場合、「質問」タブをクリックします。

編集したい質問の右上にカーソルをあわせると表示されるこの問題を編集をクリックします。

作成済みの問題を別の小テストに設定する

作成済みの問題を同じコースの別の小テストで使用することができます。
別のコースへコピーしたい場合は、「他コースの情報のコピー」を参照してください。
Canvas LMS:他コースの情報のコピー

問題の作成画面で、「問題の検索」をクリックします。

「小テスト問題の検索」ポップアップが表示されます。
設定したい問題にチェックを入れ、「問題の追加」をクリックします。

問題が追加されます。

問題グループを作成する

問題群を作成し、その中からランダムに出題するテストを作成することができます。

問題の作成画面で、「新しい問題グループ」をクリックします。

任意で問題グループ名を入力します。
受講者に問題グループ名は表示されません。

出題する問題数と1問あたりの点数を入力し、「グループを作成」をクリックします。

ポイント

出題する問題数と問題グループ内の問題数を同じにすると、問題の並び順のみランダムになります。

問題グループが作成されます。
問題をこのグループに追加をクリックして問題を追加します。以降は通常の問題の作成と同様です。

作成済みの問題を問題グループに含める場合

事前に「問題バンク」を編集し、出題したい問題をまとめておく必要があります。
問題バンクの編集については、「問題バンクを編集する」をご確認ください。

「問題バンクへのリンク」をクリックします。

「問題バンクの検索」ポップアップが表示されます。
問題バンクを選択し、「バンクの選択」をクリックします。

問題グループに問題バンクがリンクされます。

問題バンクを作成・編集する

過去に作成した問題は、「問題バンク」に保存されます。
よく一緒に出題する問題を同じ問題バンクにまとめておくと、次回以降の小テストやアンケートに設定しやすくなります。

コースホームページにアクセスします。
コースナビゲーションから、「小テスト」をクリックします。

小テストの設定をクリックし、「問題バンクの管理」を選択します。

「コースの問題バンク」が表示されます。
「問題バンクの追加」をクリックします。

「バンク名」を入力し、Enterキーを押します。

問題バンクが追加されます。

新規問題を追加する場合

作成した問題バンク名をクリックします。

「問題の追加」をクリックします。

新規問題が追加されます。

別の問題バンクにある問題を移動する場合

移動したい問題が含まれている問題バンクを開きます。
今回は「未整理の問題」バンクを開きます。

ポイント

小テストやクイズの編集時に作成した問題は「未整理の問題」バンクに保存されます。

移動したい問題の「問題を別のバンクに移動/コピー」をクリックします。

「問題の移動/コピー」ポップアップが表示されます。
移動先の問題バンクを選択し、「問題の移動/コピー」をクリックすると、問題を移動することができます。

ポイント

「この問題バンクにもコピーを保存しておいてください」にチェックを入れると、元のバンクにも問題を残すことができます。

複数の問題を一度に移動する場合は、サイドバーから、「複数の問題を移動」をクリックします。

問題と移動先の問題バンクを選択して「問題の移動」をクリックします。

ポイント

複数の問題をまとめて移動する場合、コピーはできません。