Zoom:透かし機能を使用する

Zoomでのオンライン授業や会議の様子を無断で撮影し、SNS等で無断掲載する事案が発生しています。
このようなSNS等での無断掲載を抑止するために、Zoomに搭載されている透かし機能を活用しましょう。
透かし機能を使用すると、画面上に参加者自身のメールアドレスが透かしとして常時表示されるようになります。

スクリーンショットを撮影しても参加者自身のメールアドレスが表示されてしまうため、SNS等の投稿を未然に防ぐ効果が期待できます。
参加者自身のメールアドレスのみが表示され、他の参加者のメールアドレスは一切表示されません。

ポイント

透かし機能を使用するには、以下の2つの機能を設定する必要があります。

  • 透かし機能を有効化する
  • ミーティング(授業)参加時に認証を要求する

透かし機能を有効化する

WebブラウザでZoom Webポータルにサインインし、メニュー内の「設定」をクリックします。
Zoom:Zoomのサインイン方法

検索ボックスに「透かし」と入力しEnterキーを押します。透かし機能の設定項目が表示されます。

「透かしを追加」がOFFの状態(灰色)の場合は、トグルスイッチをクリックしてONの状態(青色)にします。

「次で表示可能」(透かしが表示される画面)は、「両方」のままにします。
「不透明度」では画面に表示される透かしの不透明度を設定できます。

不透明度30%と100%の場合の透かしを例示しますので、設定の際の参考にしてください。

不透明度100%で設定した場合

不透明度30%で設定した場合

「すべてのミーティングでデフォルトでウォーターマークを有効にします」にチェックを入れると、主催するミーティング(授業)の画面に毎回透かしが入るようになります。個別にミーティング(授業)をスケジュールする際にも透かしの利用有無を設定できるので、ここではチェックを外します。

「保存」をクリックします。

ミーティング(授業)をスケジュールする際に透かしを追加する

WebブラウザでZoom Webポータルにサインインし、ミーティングを作成します。
Zoom:授業(ミーティング)を作成する

トピックや開催日時など必要事項を入力したうえで、「セキュリティ」の「参加時に認証を求める」にチェックを入れます。
認証対象は「rikkyo.ac.jpドメインユーザのみ参加可能」のままにします。

「オプション」の「視聴参加者を特定する透かしを追加します」にチェックを入れ、「保存」をクリックします。

透かしを使用したミーティング(授業)を開始すると、画面上にホスト・参加者自身のメールアドレスが表示されます。