Zoom:ブレイクアウトルームを使用する

ブレイクアウトルームとは、授業(ミーティング)において、参加者を少人数のグループに分けてミーティングを行う機能です。最大100室、参加者を最大で合計1000人まで参加者を割り振ることができます。
合計人数にはホストも含まれます。

注意点

ご使用されているPCのスペック次第では、ビデオがONの状態でブレイクアウトルームを使用すると、フリーズや動作が遅くなる可能性があります。
ブレイクアウトルーム使用前にビデオをOFFにすることを推奨します。

Zoomの設定を確認する

WebブラウザでZoom Webポータルにサインインし、メニュー内の「設定」をクリックします。
Zoom:Zoomのサインイン方法

「ミーティングにて(詳細)」項目内「ブレイクアウトルーム」がONの状態(青色)になっていること、「スケジューリング時にホストが参加者をブレイクアウトルームに割り当てることを許可する」にチェックが付いていることを確認します。

チェックが付いていない場合はチェックをつけて保存します。

ブレイクアウトルームを作成する

参加者を事前に割り当てる場合

参加者を事前に割り当てるにはCSVファイルを使用します。
本マニュアルでは、Googleスプレッドシートにて作成しています。

CSVファイルを作成します。
1行目のA1には「RoomName」B1には「EmailAddress」と記入します。

2行目以降はA列には「作成するルームの名前」B列には「割り当てる学生のメールアドレス」を記入します。

「ルームA」に「student_1@rikkyo.ac.jp」「student_2@rikkyo.ac.jp」の学生を割り当て、「ルームB」に「student_3@rikkyo.ac.jp」の学生を割り当てる場合

WebブラウザでZoomにサインインし、メニュー内の「ミーティング」をクリックします。
Zoom:Zoomのサインイン方法

スケジュール済みのミーティングの「編集」をクリックします。

ポイント

スケジュール済みのミーティングが無い場合は、ミーティングのスケジューリングを行います。
Zoom:授業(ミーティング)を作成する

オプションの「表示」をクリックします。

「ブレークアウトルーム事前割り当て」にチェックを入れます。

「CSVからのインポート」をクリックします。

事前に作成したCSVファイルを、ドラッグアンドドロップでアップロードします。

確認画面が表示されます。RoomsにCSVファイルに記載したルーム名が表示されていることを確認し、「保存」をクリックします。

ミーティング編集画面にて、CSVファイルに記載したルーム数と同じ数が表示されていることを確認し、「保存」をクリックします。

事前に作成したブレイクアウトルームを使用する

Zoom起動後、メニューより「ブレイクアウトルーム」をクリックします。

事前にアップロードを行ったCSVに記載したルーム名が表示されます。
ルーム名をクリックすることで、各ルームに割り当てた学生を確認することができます。

「すべてのルームを開始」をクリックすると、ブレイクアウトルームが開始されます。

参加者を自動で割り当てる場合

Zoom起動後、メニューの「ブレイクアウトルーム」をクリックします。

作成するルーム数を入力し、「自動で割り当てる」を選択後、「作成」をクリックします。

学生が自動で割り当てられます。

ルーム名をクリックすることで、各ルームに割り当てた学生を確認することができます。
「すべてのルームを開始」をクリックすると、ブレイクアウトルームが開始されます。

参加者を手動で割り当てる場合

Zoom起動後、メニューの「ブレイクアウトルーム」をクリックします。

作成するルーム数を入力し、「手動で割り当てる」を選択後、「作成」をクリックします。

対象ルームの「割り当て」をクリックします。

対象学生を選択すると、対象のルームに割り当てることができます。

ブレイクアウトルームを変更する場合(ルームの追加・ユーザー移動)

ルームの追加

ブレイクアウトルーム画面にて、「ルームの追加」をクリックします。

ルームが追加されます。

ユーザー移動

ルームを移動したい学生にカーソルを合わせ、「移動先」をクリックします。

移動先のルーム名をクリックすることで、ルームを移動させることができます。

ブレイクアウトルームを開始する

「すべてのルームを開始」をクリックします。

参加者の参加状況を確認することができます。

参加前
参加後

ブレイクアウトルームを終了する

「すべてのルームを停止」をクリックします。

全ての学生がルームから退室する、または、表示された時間が経過すると終了します。

ポイント

ブレイクアウトルームのオプション設定にて、「自動終了時間」を変更することができます。

ブレイクアウトルームの使用方法

全てのルームへ一斉にメッセージを送る方法

ブレイクアウトルーム進行中に「全員にメッセージを放送」をクリックします。

送信するメッセージを入力し、「ブロードキャスト」をクリックすると送信されます。

ブレイクアウトルームにホストが参加する方法

ブレイクアウトルーム進行中に「参加」をクリックします。

「はい」をクリックします。

選択したルームに移動します。

ブレイクアウトルームのオプションについて

ブレイクアウトルーム開始前の画面にて「オプション」を設定することができます。

「オプション」をクリックします。

オプション項目が表示されます。必要に応じて、各オプションを変更します。

参加者によるルーム移動を許可 参加者が、実施中のルーム間を自由に移動することができるようになります。
参加者がいつでもメインセッションに戻ることができるようにします オンの場合、参加者はブレイクアウトルームからメインセッションに戻ることができます。
オフの場合、参加者はホストがブレイクアウトルームを終了するのを待つ必要があります。
割り当て済みの全参加者を自動でブレイクアウトルームに移動 オンの場合、ブレイクアウトルーム開始後、参加者は自動的に割り当てられたルームに移動します。
オフの場合、ブレイクアウトルーム開始後、参加者は「参加」をクリックすることで割り当てられたルームへ移動します。
ブレイクアウトルームは次の時間後に自動的に閉じます オンの場合、設定した時間が経過するとブレイクアウトルームが自動的に終了します。
時間切れを自分に通知 オンの場合、ブレイクアウトルーム開始後に設定した時間が経過するとホストに通知されます。
ブレイクアウトルームを閉じた後のカウントダウン オンの場合、ホストが「全てのルームを停止」をクリックした後、参加者にはメインルームに戻るまでの残り時間がカウントダウンされます。