文部科学省は、オンライン授業で配慮すべき事項として、一方向型の遠隔授業では、毎回の授業実施にあたって「設問解答、添削指導、質疑応答等による十分な指導を併せ行うこと」「当該授業に関する学生の意見交換の機会の確保」を求めています。また、同時双方向型の遠隔授業では「授業中、教員と学生が互いに映像・音声等によるやりとりを行うこと」「学生の教員に対する質問の機会を確保すること」が望ましいとしています。詳しくは、「法令上の基礎知識」を参照してください。
本学ではSARTRASへ「授業目的公衆送信補償金制度」の登録を済ませたため、本学のオンライン授業においても著作権者の許諾を得ることなく一定の範囲で著作物の利用が可能です。「法令上の基礎知識」に詳細がありますので、そちらの注意事項を参照の上、ご対応ください。
ログインしていることが必ずしも画面の前で講義を視聴していることの証とはなりません。双方向の場合、授業中のチャットへの学生番号の書き込み、授業途中や終了後に確認クイズや、リアクションペーパーの提出をさせるなどして、学生がアクティブに出席していることを確認してください。
画質設定を変えたり、動画内での動作の量を最小限にしたりすることで通信量を減らすことができます。例えば、次ような工夫が挙げられます。
参加者の顔が主で画面にレイアウトされる時に複数でも発話者だけでも常に参加者が動くため通信量が大きくなる。
担当授業の目標とすり合わせながら、可能な範囲で通信量を減らす工夫をしましょう。
例えば、40分一方向授業をやり、10分Slidoによる質疑応答・意見交換の時間を作るというのを2回繰り返せば、100分の授業時間内で質疑応答、意見交換を行うといった要件を満たせると考えられます。
Slidoであれば、質問を学生間でも共有され、相互の意見に対するリアクション(いいねなど)もできるので、意見交換の機会も確保されています。
事前にGoogleドライブなどに動画をアップロードし、動画URLを授業支援システムに投稿しておいて、各自視聴するよう指示するのがよいでしょう。双方向型の場合にはチャットに動画のURLを貼ることもできます。
教員PC上で再生して画面共有する手段もありますが、音が乱れたり動画が滑らかに再生されない場合があり通信量も増えるため、特別な事情がなければ各自で視聴させることをおすすめします。
受信側の状況も考慮に入れた活用をお考えください。
教員とゲストスピーカーが離れた場所にいる場合はZoom、Google Meet共に双方向のビデオ通話にゲストスピーカーが“参加者”として入っていただく方法が考えられます。参加している学生の様子も教員やゲストスピーカー側から確認でき、質疑応答やチャットの利用も可能です。なお、学生側のマイクオフや画面共有不可を徹底しないと、予期せぬ授業中断となるおそれがあります。
Google Meet(双方向)の場合、人数が250名までと限られています。
参加者が250名を超える場合は、Google Meet(一方向)でゲストスピーカーを教員と同じURLに招待することで可能になります。詳しい手順は、「オンライン授業マニュアル別紙(教員用)」をご参照ください。
PDF版のご用意がありますので、こちらをご活用ください。
コンテンツの著作権は立教大学に帰属しますので、授業等で使用される場合はその点をご了解下さい。また、使用に際しては事前に以下の事項を大学教育開発・支援センター(cdshe@rikkyo.ac.jp)まで、メールでご連絡ください。
採用できます。申請手続き等は科目開講学部等に相談してください。
詳細はTA・SAハンドブックのP.4~9「Ⅰ.TA・SA制度の概要」をご覧ください。