オンライン授業:オンライン授業のノウハウ

授業実施のポイント

講義時間

2020年度春学期に実施したオンライン授業についてのアンケートでは、学生から以下の声が寄せられました。講義時間が短すぎたり長すぎたりしないよう意識しましょう。また、休憩を挟んでもよいかもしれません。

  • 教室にいる時のようにチャイムが鳴らないので、授業時間が終わっているのに先生が気づかないことがある。休憩時間が取れないし、次の時間の授業に間に合わないため、授業は時間通り終わらせてほしい。
  • 普段の授業と異なり、先生が黒板に書く時間がないため、どんどん授業が進んでしまい全然理解できないことがある。
  • 録画配信で、100分の授業時間を超えている授業があり、他の授業もあるため、次の回までに見終わらないことがある。
  • 通常の授業よりもかなり短い時間の録画配信しかされず、授業内容が理解できない場合がある。

課題量

2020年度春学期に実施したオンライン授業についてのアンケートでは、学生から「課題が多すぎる」という声が寄せられました。課題を出す際は、次のことを想起してみてください。

  • ほとんどの科目で課題が出ています。
  • 学生は1週間に例えば10科目を履修するといったように、多くの講義を画面越しに受講して課題に取り組む生活を送っています。
  • 課題の性質によっては講義時間と課題作成時間を合わせて100分にするなどの選択肢もあります。

カメラのオン/オフ

カメラをオンにすることに関する学生の声には、「オンにしてくださいと、はっきり指示してもらった方が意欲がわく」といった賛成意見、「通信が重くなってチャットがうまく使えない」という状況によっては困るという意見、「顔出しや室内のプライバシーの映り込みがストレス」という反対意見など様々あります。慎重な対応をお願いいたします。

授業運営のノウハウ

一方向のリアルタイム動画配信中に履修者の応答を求めたい

Google Meetのライブストリーミングの場合はチャット機能が使えないため、以下のようなシステムが役立ちます。
双方向のリアルタイム・ミーティングの場合でも、以下のシステムを併用することができます。

slido

機能
  • Q&A(学生からの質問を集めるチャット)
  • 投票(Multiple choice、Open text、Word cloud、Rating、Quiz、Rankingなど)
実践手順
  1. イベントを作り、投票させたい内容を準備する(イベント番号の作成)
  2. 学生にURL(QRコードも可)とイベント番号を提示して回答させる
  3. 投票結果がライブで共有される

    Q&A機能では”いいね”が付いた数の順に学生からの質問が並び変えて表示される

関連リンク

2020年度春学期のオンライン授業における工夫についての教員インタビュー記事で、ライブ視聴型の授業でのslido活用の報告があります。
参考 MOVE Special Edition

Mentimeter

機能
  • Multiple Choice
  • Word Cloud
  • Open Ended
  • Scales
  • Ranking
  • Q&A など
実践手順
  1. Presentationを作り、質問タイプを選ぶ
  2. 投票させたい内容を準備する(参加コード番号の生成)
  3. 学生にURL(QRコードも可)と参加コード番号を提示して回答させる
  4. 投票結果がライブで共有される
関連リンク

リアルタイムで講義する際に書いたものを共有したい

ZoomまたはGoogle Meetで共有する場合

板書をする場合には、教員側のPC画面にペンタブレットで書いたものを画面共有したり、身近な黒板・ホワイトボード、スケッチブック等に書いたものをカメラに映したりする(画質に注意)。

Web版Google Jamboardを使用する場合

クラウド型ホワイトボードで、描画・消去・パレット(色選択)・選択(枠囲み)・メモ(付箋)等の機能がある。 画面共有して板書として利用しても、URLを共有することでディスカッションツールとして利用することもできる。
Google Jamboard

リアルタイムで講義する際に動画を視聴させたい

動画URLの共有をお勧めします。
画面共有すると動きが滑らかに再生されない場合があるため、ZoomやGoogle Meetのチャット機能、あるいはslidoやメール等でURLを知らせるか、Googleドライブ上にアップロードするなどして、各自で視聴してもらう方法が推奨されます。

講義動画を作成したい

音声付きスライドの作成

普段、スライド等を使用して講義している教員は、PowerPointのプレゼンテーションを録音・録画するなど、そのスライドに音声を付けて作成する。

方法
  1. スライドショーとして保存する(.ppsx)
  2. ビデオファイルとして保存する(.mp4)
注意事項 「1. スライドショーとして保存する(.ppsx)」の場合、ファイルサイズは小さくて済むが、受講側にアプリがないと再生できない
参考
音声付きパワポの作成と共有(ポイント整理)
作成の際のポイント、Power Pointのバージョンによる機能の比較、作成したファイルのGoogleドライブでの共有の仕方をまとめました。
実機操作は動画「PowerPointで録音」からご覧いただけます。
大学教育開発研究シリーズNo.27「誰でもできる反転授業」
遠隔授業のための事例ではなく、対面授業も含んでいますが試行錯誤が参考になります。
p.17-39 Keynote(PowerPoint)での動画作成および授業運営に関する試行錯誤を報告 (録画方法/ファイルの格納場所/失敗談など)

ZoomやGoogle Meetで事前収録

それぞれのシステムにおいて単独でミーティングを開始し、画面共有によってスライドをもとに講義する様子などを事前に録画する。

方法
注意事項 画面共有して講義を進行中、自分のPC上には共有するスライド等しか映らないため、どのような画面レイアウトで録画されているかはリアルタイムにわからない。心配な場合は1分でもいいのでテスト録画をして確認するとよい。
参考 同じ講義用PPTを使用し、下記それぞれの画面共有機能を用いて10分間の録画を行った結果

Zoomを使用した場合
約20MB
Goole Meetを使用した場合
約25MB

PPTにアニメーションなし/同じ講義音声を流す/カメラはオンとした場合。
数値の差は画面のレイアウト等によると考えられる。時間あたりの容量は、カメラをオフにすれば減り、アニメーションや動画を使用すれば増える見込み。

動画の撮影

  • カメラを利用して撮影する
  • 自分が写ってもいいし、ホワイトボードやスケッチブックへの書き込みのみを撮影してもいい

平時にメディアセンターで行われる録画のサポートについては、現在、十分にお応えできない可能性がありますので、ご了承ください。

学生が学習できているか“十分な指導”を行いたい

授業支援システム(立教時間・Blackboard)

システム上に課題をアップロードし、期限を設けて提出させる(必要に応じてフィードバック)。質問を受け付ける。

オンライン講義/演習(双方向)中のチャット機能

チャット上に、小テスト等の課題のリンクURLを貼る。

立教大学で利用可能な素材

オンライン授業に、立教大学のキャンパスの雰囲気を取り入れてみるのはいかがでしょうか。以下のコンテンツを是非ご活用ください。

立教大学公式バーチャル背景

Zoomなどオンライン授業のバーチャル背景に活用できる画像です。池袋と新座あわせて40枚以上用意されています。

RIKKYO UNIVERSITY (Drone 4K)【立教大学公式YouTube】

早朝の池袋キャンパスをドローンで空撮した動画です。
たとえば、この動画をオンライン授業の開始時刻までの待機時間に流すことで、受講する学生が映像や音声の受信状態をチェックする、といったことにも利用することができます。

チャイム音(授業開始時・授業終了時)

立教大学オリジナルのチャイム音です。開始時と終業時で異なります。学生からは、オンライン授業でもチャイムが鳴るとあたかもキャンパス内で授業が行われているように感じられる、との声も寄せられています。
立教大学のGoogleアカウントでログインするとご確認いただけます。

オンライン授業TIPS

オンライン授業の実施や教材作成にお役立てください。

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