マスタリーパスは受講者の成績によって課題や小テストの割り当てができる、「モジュール」の応用的な機能です。
マスタリーパス機能下では、課題や小テストなどの採点対象のコンテンツ作成時に次に出題するコンテンツの割り当て基準を設定すると、答案採点後に受講者へコンテンツが自動で割り当てられます。
(受講者側では、採点結果により自身に割り当てられたコンテンツのみ表示されます。)
通常のモジュール機能との違い
- 習熟度別に課題や小テスト、教材を割り当てることができる
- 受講者画面では、採点が完了するまで次のコンテンツ名が表示されない
なお、マスタリーパスに含めることができるコンテンツは以下のとおりです。
ソースコンテンツ (最初に全員に出題する、マスタリーパスを設定するコンテンツ) |
課題、課題ディスカッション、採点対象の小テスト |
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ソースコンテンツの成績によって割り当てるコンテンツ | 課題、課題ディスカッション、採点対象の小テスト、採点対象のアンケート、ページ |
ファイルや外部URL、練習小テスト、採点なしのアンケートなど、成績をつけられないコンテンツは直接マスタリーパスに含めることができません。 課題やページの説明欄にリンクを記載するかたちでご対応ください。
マスタリーパス(熟達の過程)の有効化
マスタリーパスを設定する前の準備
マスタリーパスを設定する前段階として、以下の設定が必要です。
- モジュールの作成と使用するコンテンツの追加
- 成績によって割り当てるコンテンツの「対象者」の変更
モジュールの作成と使用するコンテンツの掲載
モジュールを作成し、「①ソースコンテンツ(全員に出題する課題や小テスト)」と「②成績によって割り当てるコンテンツ」を全てモジュールに追加します。
参考 Canvas LMS:モジュール・ホームページの編集(教材や課題の掲載)|モジュールに課題や小テストを追加する
成績によって割り当てるコンテンツの「対象者」の変更(ソースコンテンツの「対象者」の変更は不要です。)
マスタリーパスの設定
注意点
ソースコンテンツには、課題・課題ディスカッション・採点対象の小テストのみ指定可能です。
注意点
「すべてのカテゴリ」からカテゴリを選択する場合は、カテゴリごとにコンテンツを追加してください。
結果と受講者に割り当てられたコンテンツの確認
ソースコンテンツ採点後に、受講者に割り当てられたコンテンツを確認することができます。
ポイント
画像の場合、受講者全4人中1人が「10~8」点を獲得した、という表記になります。
受講者全体の数には、受講者ビュー用のアカウントなども含まれているため、実際の履修者数とは異なる場合があります。