Canvas LMS:類似性判定課題(Turnitin)の作成~採点(LTI1.3版)

注意点

2025年4月に予定していたLTI1.3への切り替えは延期になりました。
Turnitinの操作手順については、以下をご確認ください。

類似性判定課題(Turnitin)を作成する

コースホームページにアクセスします。
コースナビゲーションから、「課題」をクリックします。

課題設定から、「Turnitin」をクリックします。

Turnitinの設定ウィンドウが表示されます。
「タイトル」に課題名を入力します。

任意で、「使用説明」に課題の説明を、「最高得点」に点数を入力します。

必要に応じて、「開始日」「提出期限日」「フィードバック公表日」を設定します。

①開始日 課題の提出を開始する日時
②提出期限日 課題の提出を締め切る日時
③フィードバック公表日 点数やコメントを受講者に公開する日時

各項目の説明にカーソルを合わせると説明を確認することができます。

「オプション設定」をクリックします。

「提出物設定」の各項目を設定します。

  • 「レポートの提出先」のプルダウンメニューを開き、「機関レポートリポジトリ」を選択します。
  • 提出期限日後の提出を認める場合、「遅れた提出を許可しますか」にチェックを入れます。

「類似性レポート」の各項目を設定します。
レポートの作成タイミングと、提出回数(再提出不可もしくは期限日まで無制限で提出可能)を指定します。
提出回数に関する設定は、Canvas LMSの課題編集画面ではなく、この項目で設定したものが優先されます。

即座にレポートを作成する(再提出不可) 再提出は受け付けません。判定結果は即時表示されます。
即座にレポートを作成する(提出期限日までの再提出可) 提出期限日まで再提出可能です。判定結果は即時表示されますが、4回目以降の提出に関しては24時間たたないと表示されません。
提出期限日にレポートを作成する(提出期限日までの再提出可) 提出期限日まで再提出可能です。判定結果は提出期限日まで表示されません。
提出後に別の設定に切り替えても、提出期限日までレポートは作成されません。

受講者に類似性の判定結果を確認させたい場合は、「学生に類似性レポートの閲覧を許可しますか」にチェックを入れます。

任意で「比較対象」の各項目を設定します。
原則、すべてチェックありで問題ありません。

「提出」をクリックすると設定が保存されます。

課題の一覧に作成した類似性判定課題が表示されます。
をクリックして公開へ切り替えます。

「開始日」で日時を指定していても、課題を公開しなければ学生は課題を提出することができません。必ず公開へ切り替えてください。

注意点

受講者ビューで類似性判定を確認することはできません。

類似性判定課題(Turnitin)を採点する

注意点

受講者に類似性判定課題(Turnitin)の点数やコメントを公開しない場合、あらかじめ「評定」を非表示に設定した上で「フィードバック公表日」を未来日に設定してください。

コースホームページにアクセスします。
コースナビゲーションから、「課題」をクリックします。

採点したい課題の、課題名をクリックします。

受講者からの提出があると、「課題受信箱」に提出物が追加されます。

類似性の判定が同期するまでは「類似」列には同期中と表示されますが、同期後は%表示(判定率)に置き換わります。

ポイント

判定結果が変化しない場合、Refresh Inbox dataから「提出物のリフレッシュ」を行うことで判定結果が同期する可能性があります。

レポートタイトル、または類似の数値をクリックします。

判定結果画面が表示されます。
類似性ツール「一致の概要」の数値をクリックすると、本文中の一致したと判断された箇所にラインが引かれ、その対象が表示されます。

「一致の概要」の詳細から一致した対象を選択すると、一致先の文言がポップアップで表示されます。

採点欄に点数を入力すると、Canvas LMSに入力した採点が反映されます。

閲覧リクエストを送信する

類似性判定課題(Turnitin)の提出物は授業担当者の著作物になるため、自分が担当しているコース以外の提出物などはTurnitin上で閲覧できません。
一致元を確認したい場合は、著作元に閲覧リクエストを送信し、メールで直接やり取りを行う必要があります。

注意点
  • 閲覧リクエストのメールには「教員のメールアドレス」「授業名」「課題名」「提出物のファイル名」が記載されています。
  • 個人情報など開示に問題のある情報が含まれる場合は、閲覧リクエストは送信しないでください。

対象の一致先を選択し、「ポップアップ上のタイトル」をクリックします。

表示された「このレポートの閲覧要請を送信」をクリックすると著作元に閲覧リクエストのメールが送信されます。
相手側からの閲覧許可は、送信されたメールへの返信という形で立教大学のメールアドレスに届きます。

類似性判定課題(Turnitin)を編集する

コースホームページにアクセスします。
コースナビゲーションから、「課題」をクリックします。

編集したい課題の、課題名をクリックします。

設定をクリックします。

Turnitinの設定を確認・編集することができます。

ポイント

グレーアウトしている項目(「タイトル」「使用説明」「開始日」「提出日」)はTurnitinの画面からは変更できません。
「タイトル」「使用説明」「開始日」「提出期限日」を変更する場合」を参照して変更してください。

変更が完了したら、「提出」をクリックします。

「タイトル」「使用説明」「開始日」「提出期限日」を変更する場合

課題一覧にて、課題の課題の設定から「編集」をクリックします。

課題の編集ポップアップが表示されます。
「課題名」「提出期限日」はここから変更することができます。

その他の項目(課題の説明、提出開始日)を変更したい場合は、「その他のオプション」をクリックします。

Canvas LMSの課題の編集画面が表示されます。
課題の説明または提出開始日を編集し「保存」をクリックします。

ポイント

提出回数の設定はこの画面ではできません。Turnitinの設定画面のオプション設定「類似性レポート」から設定してください。

提出物をダウンロードする

「課題受信箱」画面で「全てダウンロードする」をクリックします。

必要に応じてダウンロード形式を選択します。

採点レポート 提出者の判定率や点数(採点した場合)などが記載されているExcelファイル
提出リスト 受講者の提出状況のリストのCSVファイル
オリジナルファイル 受講者が提出したファイル形式で答案を一括ダウンロード
標準PDF PDFファイルに変換して答案を一括ダウンロード
GradeMark PDF 課題答案と採点結果(点数、コメント)がまとめられたレポート(PDFファイル)を一括ダウンロード

「オリジナルファイル」「標準PDF」「GradeMark PDF」を選択した場合、「処理中」のポップアップが表示されることがあります。

そのまま待つと、ZIPファイル名が表示されます。ファイル名をクリックするとダウンロードが開始します。

通知をクリックすると、処理が完了しダウンロード可能となったファイルを確認することができます。
ファイル名をクリックするとダウンロードが開始します。
「処理中」画面を閉じるで閉じた場合も、ここからダウンロード可能です。

個別に答案をダウンロードしたい場合は、追加のオプションをクリックし、「ダウンロード」をクリックします。

類似性判定課題(Turnitin)の代理提出をする

「課題受信箱」画面で、課題を代理提出したい受講者の追加のオプションをクリックし、「アップロード」をクリックします。

注意点

再提出を許可していない課題で、学生がすでに提出している場合は再提出できません。

再提出の場合、「再提出を確認する」ポップアップが表示されます。
「確認する」をクリックします。

いずれかを選択

「ファイルの提出」画面が表示されます。
「ファイルを選択」をクリックすると、端末のファイルアプリが開きます。添付したいファイルを選択します。

「提出物のタイトル」にファイル名が表示されます。
「アップロードおよびレビュー」をクリックします。

プレビューが表示されます。
「Turnitinに提出」をクリックします。

「提出物のアップロードが完了しました」のメッセージが表示されます。
「課題受信箱」画面に、再提出した課題のファイル名が表示されます。