Canvas LMS:類似性判定課題(Turnitin)の作成~採点

類似性判定課題(Turnitin)を作成する

コースホームページにアクセスします。
コースナビゲーションから、「課題」をクリックします。

課題をクリックします。

課題名を入力します。任意で、課題の説明を入力します。

「点数」に満点の点数を入力します。
必ず「0」以上の数値を入力する必要があります。

「提出物のタイプ」で「外部ツール」を選択し、「検索」をクリックします。

「外部ツールの設定」で、「Turnitin1.1」を選択します。
URLが表示されたことを確認し、「選択」をクリックします。

「Turnitin1.1」を選択するとURLが表示されます。

「保存」をクリックします。

注意点

「提出回数」と「提出日時」は次のTurnitinの設定画面で設定します。このCanvas LMSの課題編集画面では設定しないでください。

Turnitinの設定画面が表示されます。
必要に応じて、「開始日」「提出期限日」「フィードバック公表日」を設定します。

①開始日 課題の提出を開始する日時
②提出期限日 課題の提出を締め切る日時
③フィードバック公表日 点数やコメントを受講者に公開する日時

各項目の説明にカーソルを合わせると説明を確認することができます。

「オプション設定」をクリックします。

「提出物設定」の各項目を設定します。
「レポートリポジトリ」には、「機関レポートリポジトリ」を選択します。

提出期限日後の提出を認める場合、「遅れた提出を許可しますか」にチェックを入れます。

注意点

  • その他の項目は初期値から変更しないことを推奨します。(すべてチェックなし)
  • 「比較対象」の項目は初期値から変更しないことを推奨します。(すべてチェック)

「類似性レポート」の各項目を設定します。
レポートの作成タイミングを指定します。
提出回数に関する設定は、Canvas LMSの課題編集画面ではなく、この項目で設定したものが優先されます。

即座にレポートを作成する(再提出不可) 再提出は受け付けません。判定結果は即時表示されます。
即座にレポートを作成する(再提出は提出期限日まで可能)3つの再提出後、レポートは24時間後に作成されます。 提出期限日まで再提出可能です。判定結果は即時表示されますが、4回目以降の提出に関しては24時間たたないと表示されません。
提出期限日にレポートを作成する(提出期限日までの再提出可) 提出期限日まで再提出可能です。判定結果は提出期限日まで表示されません。 提出後に別の設定に切り替えても、提出期限日までレポートは作成されません。

受講者に類似性の判定結果を確認させたい場合は、「学生に類似性レポートの閲覧を許可しますか 」にチェックを入れます。
その他のチェック項目は初期値から変更しないことを推奨します。(すべてチェックなし)

「提出」をクリックすると設定が保存されます。

「設定の保存が完了しました」のメッセージが表示されます。
サイドバーから、「課題設定の編集」をクリックします。

Canvas LMSの課題編集画面に戻ります。
「保存して公開」をクリックすると課題が公開されます。

類似性判定課題(Turnitin)を採点する

注意点

類似性判定課題(Turnitin)には、Canvas LMSの「評定」画面の評定(成績)の表示設定は適用されません。Turnitinの設定画面の「フィードバック公表日」で指定した日時に受講者へ点数やコメントが公開されます。

コースホームページにアクセスします。
コースナビゲーションから、「課題」をクリックします。

採点したい課題の、課題名をクリックします。

受講者からの提出があると、「課題受信箱」に提出物が追加されます。

類似性の判定が同期するまでは「類似」列には同期中と表示されますが、同期後は%表示(判定率)に置き換わります。

ポイント

判定結果が変化しない場合、Refresh Inbox dataから「提出物のリフレッシュ」を行うことで判定結果が同期する可能性があります。

レポートタイトル、または類似の数値をクリックします。

判定結果画面が表示されます。
類似性ツール「一致の概要」の数値をクリックすると、本文中の一致したと判断された箇所にラインが引かれ、その対象が表示されます。

「一致の概要」の詳細から一致した対象を選択すると、一致先の文言がポップアップで表示されます。

採点欄に点数を入力すると、Canvas LMSに入力した採点が反映されます。

閲覧リクエストを送信する

類似性判定課題(Turnitin)の提出物は授業担当者の著作物になるため、自分が担当しているコース以外の提出物などはTurnitin上で閲覧できません。
一致元を確認したい場合は、著作元に閲覧リクエストを送信し、メールで直接やり取りを行う必要があります。

注意点

  • 閲覧リクエストのメールには「教員のメールアドレス」「授業名」「課題名」「提出物のファイル名」が記載されています。
  • 個人情報など開示に問題のある情報が含まれる場合は、閲覧リクエストは送信しないでください。

対象の一致先を選択し、「ポップアップ上のタイトル」をクリックします。

表示された「このレポートの閲覧要請を送信」をクリックすると著作元に閲覧リクエストのメールが送信されます。
相手側からの閲覧許可は、送信されたメールへの返信という形で立教大学のメールアドレスに届きます。

類似性判定課題(Turnitin)を編集する

「課題受信箱」画面で設定をクリックすると、Turnitinの設定を確認することができます。

「提出」をクリックすると、変更内容が保存されます。

サイドバーから、「課題設定の編集」をクリックすると、Canvas LMSの設定画面を確認することができます。

提出物をダウンロードする

「課題受信箱」画面で「全てダウンロードする」をクリックします。

必要に応じてダウンロード形式を選択します。

Grade Report 判定結果の一覧のExcelファイル
Submission List 受講者の提出有無のリストのCSVファイル
オリジナルファイル 受講者が提出したファイル形式で、答案を一括ダウンロードすることができます。
標準PDF PDFファイルに変換して、答案を一括ダウンロードすることができます。
GradeMark PDF コメントやフィードバックを含めた答案の、PDFファイルをダウンロードすることができます。

「オリジナルファイル」「標準PDF」「GradeMark PDF」を選択した場合、「処理中」のポップアップが表示されることがあります。

そのまま待つと、ZIPファイル名が表示されます。ファイル名をクリックするとダウンロードが開始します。

通知をクリックすると、処理が完了しダウンロード可能となったファイルを確認することができます。
ファイル名をクリックするとダウンロードが開始します。
「処理中」画面を閉じるで閉じた場合も、ここからダウンロード可能です。

個別に答案をダウンロードしたい場合は、追加のオプションをクリックし、「ダウンロード」をクリックします。

類似性判定課題(Turnitin)の代理提出をする

「課題受信箱」画面で、課題を代理提出したい受講者の追加のオプションをクリックし、「アップロード」をクリックします。

ポイント

「再提出不可」の課題は代理提出できません。

「再提出を確認する」ポップアップが表示されます。
「確認する」をクリックします。

いずれかを選択

「ファイルの提出」画面が表示されます。
「ファイルを選択」をクリックし、ファイルを指定します。

「提出物のタイトル」にファイル名が表示されます。
「アップロードおよびレビュー」をクリックします。

プレビューが表示されます。
「Turnitinに提出」をクリックします。

「提出物のアップロードが完了しました」のメッセージが表示されます。
「課題受信箱」画面に、再提出した課題のファイル名が表示されます。